なぜ失敗を繰り返すのか? リバウンドの罠

2017年10月25日

当社に来る相談者の中には、置き換えダイエットなどいろいろなダイエットを試し、失敗した経験を持つ“ダイエット放浪者”もいます。

そういう方たちは、「甘いモノは一切ダメ!」「お酒もダメ!」「カロリーはおさえて!」というたくさんの制約を経験されています。

辛い思いをして、我慢してどうにか痩せたとしても、そのダイエットを中断すると、またすぐに元に戻ってしまう。

ダイエット中はいつも空腹との戦いでどんどんストレスが大きくなっていき、とうとう限界に達してギブアップ。そして、ダイエットに失敗する度に、どんどん太りやすい体になっていくのです

原因としては、ダイエット中に筋肉が落ちてしまうなどして代謝が悪くなり、太りやすい体質になってしまうのです。ダイエットを繰り返せば繰り返すほど、前にも増して太っていく現象。これをゴムボールが弾む様子に例えて、「リバウンド」といいます。

押さえつけたり、我慢を強いるダイエットではなく、夕食を満足するまでしっかり食べてられて、きちんと栄養補給をしながら、1ヶ月に1sくらいのペースで着実に体重を減らすそのほうが結果的にはダイエットヘの一番の近道なのです

『夕食たっぷりだから痩せられる 非常識で正しいBOSSダイエット』より

危険なダイエットとBOSS法 イラスト.jpg

栄養バランスを良くして肥満解消する方法
posted by Dr.ナガシマ at 16:59 | ダイエット

夫を早死にさせる十か条

2017年10月24日

栄養生物学・食品学における「栄養の代謝」に関する学際セミナーがありました。
講師は、名古屋大学管理栄養学および名古屋学芸大学大学院栄養科学研究科・和泉准教授。

以下は、そのセミナーのレジュメに紹介されたものです。 

【食事編】
1.美味しいものを食べさせ、どんどん太らせる。
2.酒をすすめる。砂糖や菓子類を際限なく食べさせる。
3.大事にして、いつもじっと座らせておく。
4.脂っこいものを山のように食べさせる。
5.薄味厳禁。
6.コーヒーをがぶ飲みさせる。砂糖も入れて。

【生活習慣編】
7.禁煙はさせない。
8.夜更かしさせ、寝不足の状態を保つ。
9.バカンスや旅行には行かせない。
10.常に文句やイヤミを言い続ける。
posted by Dr.ナガシマ at 11:43 | 生活習慣病

カルシウム不足で動脈硬化の危険性が高まる!

なぜ、カルシウム不足で動脈硬化になるのか?
 
食事から摂るカルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンが分泌されて骨からカルシウムが血液中に溶かし出されます。このカルシウム不足が長期間続くと、骨からのカルシウムの溶出に制限がかからずに血管内のカルシウム量が増え過ぎてしまうのです。
このことを「カルシウム・パラドックス」と呼んでいます

口から摂るカルシウムが不足すると、血液中にカルシウムが増えるという逆のこと(パラドックス)が起きる。だから、カルシウム・パラドックスといいます。

そして、増え過ぎ余ったカルシウムは血管壁に沈着します。
このカルシウムは、血管内膜の下部にコレステロールが蓄積するとプラーク(血管内のコレステロールなどが蓄積したもの)を形成しますが、このプラークの中に沈着してしまうのです。そうすると血管が硬くなり、結果として「動脈硬化」を引き起こすことになります。

しかも、このプラークが破綻すると血栓ができて動脈が詰まり心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことにつながります

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さらに余ったカルシウムが問題を起こします。
血管壁は平滑筋という筋肉でできていますが、この筋肉細胞の中に余ったカルシウムが入り込むと筋組織を収縮させます。すると血管は細くなって、ますます動脈硬化を増強させるのです

冠動脈湖に沈着したカルシウム.jpg

良く溶けて吸収性の高い「天然のサンゴカルシウム」

posted by Dr.ナガシマ at 10:44 | カルシウム

健康体重をBMIと体脂肪率の両方で見ろ!

2017年10月23日

「健康体重」とは、医学的に最も病気にかかりにくいとされる体重。つまり、標準体重のことです。
普通は体格指数BMIを基準に計算します。日本肥満学会では、BMIの最も適正な値は男女ともに22。この値が統計的に生活習慣病などの有病率が最も低く、長生きできる可能性が最も高くなるからです。

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BMIと疾病率.jpg

でも、体重だけで「肥満か否か? 健康か否か?」を判断することには疑問が残ります。なぜなら、年齢が上がるにつれて“隠れ肥満”の問題が出てくるからです

「かくれ肥満」とは、見た目や体重とは関係なく、(標準体重以下でも)体脂肪率が高い状態のことをいいます。とくに中年期以降に“かくれ肥満”が多く見られるようになります

主な理由は基礎代謝量が低下すること。相対的に消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなり、体脂肪がつきやすくなるからです。また、食事の内容もさっぱりしたものが多くなって、筋肉や骨をつくるために必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルが不足しがちです。

隠れ肥満のイラスト.jpg

10人に9人が”かくれ栄養不足”!?

20歳代から60歳代に自分の栄養状態についてアンケート調査した結果があります。
「自分の栄養バランスに自信がある」と答えた人は約2割になりました。ところが、そうと答えた約2割の人たちの血液検査では、何と、10人中9人もが栄養不足と診断されたのです

現代人の栄養が、いかに不足していかということです。この不足というのは、栄養バランスの悪化のことです。

肥満の原因も、実は、栄養バランスの悪化なのです
栄養バランスがちゃんとしていて肥満になることはありえませんからね。

基礎代謝量の年齢変化.jpg

栄養バランスを良くして肥満解消する方法
posted by Dr.ナガシマ at 15:40 | 肥満防止

小太りは長生き!ではなかった!?

2017年10月21日

「少し太っている人のほうが長生き」という話がありますね。

本当なんでしょうか?

実は、小太りは長生きではないという研究結果があります。

スウェーデンの研究ですが、“小太り”は死亡率、心臓血管系の病気が増えるという結果がでています

さらに、百歳以上の長寿者の場合、男女ともBMIは平均で19〜21(どちらかといえば痩せ)で、25(小太り)を超える人はほとんどいなかったといいます

小太りの写真.jpg

では、標準型と小太り体型のどちらが長生きなのか? 

坪田一男・慶應義塾大学医学部教授(日本抗加齢医学会の理事長)は次のように話します。

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スウェーデンの研究が優れているのは、他の研究と違って調査期間が30年と長いこと。
小太りグループと標準体重グループで死亡率や血管系の病気を比較すると、最初の10年は差がなくても、10年を超えると差が出てくる。

つまり、小太りの弊害が現れてくるのに時間がかかるのです。

これまでのさまざまな研究で、“小太り”の人が、2型糖尿病や高血圧などの生活習慣病やガン、関節炎などのリスクを高めることがはっきりしています
だから40〜50歳ぐらいまではBMIが低い(標準BMI=22)ほうがリスクが低くなります。

さらに小太りは標準体重に戻りにくく、肥満に移行しやすいことも問題です。

ではなぜ「小太りの人」が長生きという報告が出てくるのか?
それは65歳を超えたぐらいから、たんぱく質不足や栄養不足によるリスクのほうが大きくなるから、この年代だけを対象にしているために小太りが長生きという結果になるのです。
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では、どういう体型を維持すべきでなのでしょうか?

@若い頃から中年までは標準体重(BMI=22)をキープすること。
A高齢になったら栄養バランスに注意し、栄養不足にならないようにすることがベスト。


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栄養バランスを良くして肥満解消する方法
posted by Dr.ナガシマ at 16:37 | 肥満防止

プロテインで高血糖を抑えて動脈硬化を予防できるか?

2017年10月20日

私たちの身体は、食事をすると血液中に糖が増加し「血糖値」が上昇します。この血糖値は食後およそそ45〜60分でピークになり、また、2時間後ぐらいで通常の血糖値に戻ります。

ところが食後の血糖値が高すぎたり、通常の血糖値に戻るのに手間取ったりすると、エネルギーとして使えなかった余分な糖が動脈硬化を引き起こす要因になるのです。

食べ方による血糖値の変化.jpg

上の図を見てください。A線は「糖分や炭水化物」が多い食事をしている場合の血糖値の変化です。またB線は、なるべく血糖値を上げない食べ方をした場合です。

A線だと、食後すぐに高血糖になり、過剰にインスリンが分泌されるため、その後には急激に下がって低血糖になってしまいます。このため再び空腹感に襲われやすくなるのです

その空腹感を満たすため、甘いお菓子や手軽に食べられる菓子パン、ハンバーガー、フライドポテトなどの、いわゆるジャンクフードに手を出せば、再び血糖値は急上昇してしまいます。つまり、A線のような食べ方をしていると、ますます動脈硬化ならびに糖尿病になりやすくなってしまうのです。

では、どうしたら血糖値の上昇を緩やかにできる食べ方になるのか?

そもそも現代食は、糖分と炭水化物、脂肪が過剰で高カロリーです。その一方で、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが不足しがちです。こうしたアンバランスな栄養状態が非常に問題なのです。

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まさに上の絵に示したような“壊れた桶”です。組んだ木の長さは凸凹状態、中の水は漏れてしまっています。
つまり「中の水」とは、血液や細胞であり、免疫力や自然治癒力など。もっと広い意味では人間の生命力全般に関わることです。

これを修正するためには、“出っ張り過ぎた木”である糖分や脂肪などを低くしてカロリーを低下し、“引っ込みすぎた木”のたんぱく質、ビタミン、ミネラルを高くする修理が必要になります。

その修理を行うのがプロテインを主体とするサプリメントです。

プロテイン、ビタミン、ミネラルを総合的に配合したサプリメントを利用すれば、日々の栄養バランスを良くすることができて、凸凹状態の壊れた桶を、ちゃんとした桶にすることができるのです。

そして、B線のように食後の高血糖状態をなくせば、糖尿病ひいては動脈硬化を防ぐことになり、当然、脳卒中、心疾患などの循環器系の病気を予防することにもつながります。

お陰様で、私自身も朝食と昼食にプロテインサプリメントを利用していますが、肥満することもなく、高血糖の心配もない状態が維持できています。

プロテインサプリメント『サプリタイム』
posted by Dr.ナガシマ at 17:20 | 生活習慣病

キトサンで高血圧の原因の塩分を除去!

2017年10月18日

「高血圧」の人は、日本に現在4千万人もいます。

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その原因は「体質」と「環境」の相互作用で引き起こされるという説が有力になっています。そして、環境の中で最も大きな要因となるのが“食塩のとり過ぎ”です

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日本高血圧学会の治療指針(2009年改訂)や世界保健機関(WHO)では、食塩摂取量を1日6g未満にするよう勧告しています。

そうした中、機能性素材であるキトサンに「減塩効果」が期待されています。
キトサンはカニやイカの甲羅などから抽出される動物性の食物繊維。20世紀最後のバイオマス(生物資源)といわれ、農林水産省、文部省(現文科省)では、その研究に約60億円を投じました。

食塩は別名「塩化ナトリウム」、塩素clとナトリウムNaの化合物(Nacl)です。
キトサンは強力なプラス電気(+イオン)をおびている物質です。それに対して塩素clはマイナス電気(−イオン)をおびています。そして、強力な磁石の役割をするキトサンが塩素をくっつけて排出するため減塩と同じような効果につながるのです

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この作用によって、食事で塩分を摂っても消化の際に塩素はキトサンにくっつき便として排除されると考えられます。そうなれば、ACE(アンジオテンシンU)も活性化されず、血圧の上昇も抑えられることになるのです。

実際、愛媛大学医学部の奥田教授らのテストでもヒトに食塩を摂らせ、その直後にキトサンを飲ませると、血液中の塩素濃度は上がらずに、ACE活性も起こらないことがわかっています

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キトサンと乳酸菌1兆個でなかか「身体環境」を整えるサプリメント
posted by Dr.ナガシマ at 15:38 | 生活習慣病

何のための手術!? 医者は神様とは違う・・・

2017年10月14日

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知人が話すには、彼の義父が噴門がんに罹って、病院の医師からは手術は難しいと言わた。でも諦めきれずに国立がんセンターで手術したけれど、術後すぐに亡くなったという。

一体、何のための手術だったんでしょうね・・・

似た話は枚挙に暇がありません。

先日聞いたのは、カツ丼を食べていた元気なお爺ちゃんが健康診断で異常が見つかりすぐに入院。そこで点滴になって1週間で寝たきりになり、その後1ヶ月も経たないうちに死んだそうだ。

好きなカツ丼を食べていた方が、よっぽどよかったのでは・・・?

専門家の間でエピソードとして知られた話です。
神の手といわれる外科医が、非常に難しいがんの手術を成功させて、そのことを世界の学会で発表した。講演後、他の外国の医師から質問がでた。「術後、その人はどのぐらい生存できたのか?」。
この日本の医師は「2ヶ月」と答え、満場の嘲笑を買ったそうです。

「医師を信頼しなければ治療にならない」とは言います。でも、ちょっと待ってください。信頼しようがしまいが、そのことと治療には何の関係もありません。
なぜなら彼らはプロです。どんな場合でも、治療に対する責任を持たなければならない立場。

一方で、医師は神様ではありません。おのずと限界があります。そのことを知っておかないと、とんでもない目に会って、大変な後悔をすることになるとも限りません。

誤解してないでいただきたいのは、医療を否定するつもりは毛頭ありません。でも、病気は本来、医者が治すものではなく、自ら治すもの。
例えば、傷を負ったとします。医者は消毒したり、傷を縫合したりしてくれますが、元通りにするのは自分の持つ『自然治癒力』。治療はあくまで補助的なものにすぎません。

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私もテレビ番組の「ドクターX」は大好きです。どんな難しい手術も「私、失敗しないので」と、ものの見事に成功させて、見ている私たちをスカッとさせてくれる。

しかし、それはテレビの中でのフィクション。現実の医師全員が「ウソ」と回答。

では私が考える現段階での医療の役割は何か?
自分の健康に対しての詳しい情報を得たり、治療の手助けをしてもらったり(ただし、マイナスになる治療は絶対に受けない)」ことが大凡の目的です。

そして「最終的な判断・決断は自分で責任をもってする」−“お任せ医療”ではけっしてないということです
posted by Dr.ナガシマ at 17:24 | 健康の考え方

40歳過ぎたら眼底検査は絶対にやったほうがいい!

2017年10月11日

半年に1回は、私は眼底検査をやっています。

実は、30年近く前にRK手術(近視矯正手術)をやっていますし、今はボクシングが趣味なので、必ず検査を受けるようにしているのです。

実際、7年前に定期検査で網膜裂孔が見つかりました。そのクリニックの紹介で、日赤病院でレーザー治療を受け、お陰様で、それ以来の検査では完治していて心配もないようです。

驚くことに、(69歳の)私は今でも老眼鏡を使わずに済んでいますし、何と! いままで近視で眼鏡使用の条件だった車の免許が、昨年の書き換えで“眼鏡不要”となりました。

ところで、40歳を越したら、誰でも「眼底検査」は、ぜひやった方がいいようです。
日赤の医師の話では「40歳を越すと、眼底検査を受けた人の1割ぐらいに網膜裂孔が見つかる」と言ってました。

眼底写真.jpg

現在、網膜裂孔の段階ではレーザー治療で簡単に治すことができます。
でも、そのまま知らないでいると、「網膜剥離」に至る危険性があるのです。そうなったら大変!

私も40歳を越すようなボクシング仲間にこの話をするのですが、眼底検査に行ったというのは、ついぞ聞きません。
それよりも「網膜剥離になってしまった! 白内障で人工水晶体になってしまった!」というのが聞かれるようになりました。「だから言わんこっちゃないのに〜」と心中思います。

とにかく、このblogを読んでくださいっているあなたには、眼底検査のみならず、歯の予防、あらゆる予防に力を入れてほしいと思います

ちなみに「治療は極めて不経済! 結局、予防のほうが経済的!!」です。
レーザー治療には健康保険を使っても6万円ぐらいかかりました。たまたま、民間の保険に入っていたので助かったのですが・・・
posted by Dr.ナガシマ at 18:05 | 健康の考え方

親が肥満だと、その子供も肥満になりやすい!

2017年10月09日

友人や兄弟、配偶者などが肥満になった人は自分も肥満になる可能性が高くなる、という大規模調査の結果を、米ハーバード大などの研究チームが米医学誌に発表しました。

肥満への抵抗感がなくなってしまうことが一因らしく、先進国で社会問題となっている肥満が、親しい人間関係の中で広がる可能性のあることが示されました。

研究チームは米マサチューセッツ州で、お互いに関係のある成人約1万2000人の集団を約32年間にわたって追跡調査。体格指数(BMI)が30以上(身長160p=76s、170p=87s)の肥満になった人を取り巻く人間関係と、相手のBMIなどとの関係を統計的に解析しました。

その結果、友人が肥満になった人は、そうでない人に比べて肥満になる危険性が57%増加。兄弟だと40%、配偶者だと37%も肥満になりやすかったのです。
単なる隣人関係では増加はみられませんでした。

上に紹介した記事は、肥満がいかに周りの人間に影響を受けるか、あるいは習慣の問題であるかを示唆したものと言えるでしょう

しかも、両親が肥満だと、その子供は肥満児になりやすいという調査結果も出ました。
肥満も実は、親の責任ということになるのです
この場合、とくに母親の影響が大きかったようです。
 
母親と子供 肥満.jpg

ぎゃくに言うと、肥満の解消は自分のみならず家族や親しい友人などにも良い影響を与えるということなのです

そのためには、お友達同士の「いい加減なダイエット話」に惑わされのではなく、自らの正しい肥満解消法や防止法をしっかりと身につけることが肝心です。

ぜひ「BOSSダイエット」で、正しい肥満解消法を学んでほしいと思います。 S89-8

一生肥満から解放される正しいダイエット方法
posted by Dr.ナガシマ at 11:27 | 肥満防止