体を鍛えるのも「考え方を変えないと!」

2014年10月06日

一昨日のスパーリングの相手は、元プロボクサーでライト級の日本チャンピオンだった人。とはいっても彼も61歳。「ロートル同士で気楽にやりましょうよ」なんては言ってくれても、いざ戦いとなれば強いのは当然のこと。若くても一般の練習生ではとても太刀打ちできません。でも、私として何とか戦うことができました。

あらためて感じたことは、いかに「脱力」しながらパンチを出したり、フットワークがきるか?ということ。それが功を奏したように思われます。

私たちの年齢も含めて、(年齢に関係なく)体を鍛えるというと、とかく筋力を強くしなければならないと思っています。例えば、年取ってくるとモモの筋肉が低下してきて歩けなくなってくる。「だからスクワット、大腿四頭筋を鍛えないと!」となります。しかし、そうでしょうか?

スクワットは、むしろ臀筋や大腰筋であって股関節の働き。つまり、もうそこで身体の使い方が間違っている。間違った筋肉(大腿四頭筋)を鍛えていることになります。そのようなウェイトトレーニングをいくらやったところで、アンチエイジングやロコモ防止などに対して逆効果です。

いや、もっと言えば、スクワットであっても股関節の働きだけでなく全身を使っているのです。だから、臀筋や大腰筋という部分を鍛えることでさえも大きな間違いと言えるのです。
つまり、部分の筋肉を意識したトレーニングではダメで、いかに脱力・リラックスして動けたり、バーベルを持ち上げたりすることができるかが肝心です。

部分(の筋肉)を鍛えることを意識してやれば、そこは固まります。けっしてバランスの良い身体にはなりません。そのことを肝に銘じたいと思います。

ナガシマ プロフィール →


参考記事
「ボクシングだけでは痩せないな!」→

「運動しない若者よりも、スポーツをやっている高齢者」→
posted by Dr.ナガシマ at 10:36 | 運動 ウェイトトレーニング ダイエット

●筋肉指向では、格好いい体つきにはなれない!

2014年10月03日

59歳からボクシングを始めた理由の一つというのが、姿勢がジジイぽくなってきたのを何とかできないかと思ってたからなんですね。全身が鏡に映る姿を見ると、背中は丸くなっているし、下腹も少し出ていて緩んだような感じ! もちろん15年前に10s減のダイエットに成功し、それをずっと維持してきました。

でも、いくら体重や体脂肪が下がっても、何にもしなきゃジジイの体になってしまう。こりゃ当然だと思って、何か運動しよう、それがボクシングだったのです。大学時代に、遊び半分でやっていたので、それもきっかけになりました。

ところで今日言いたいことは、筋肉指向では、ボクシングでも、他の運動でも絶対に上手くなれない、格好良くもなれない、ということなのです。

とかくウェイトトレーニングを一生懸命やれば、筋肉もりもりで、姿形も格好も良くなるだろう。そう思って、中高年の人達がけっこう励んでいる姿を見かけていますが、確かに筋肉はつくけど、やっぱり背中を丸くした爺さんで、歩くときはヨボヨボの姿。
女の人だって同様です。

つまり体というのは体全体で維持し、活動しているのであって、部分的な筋肉をいくら発達させたところで格好の良い体つきにはなれない。

この話は、また次の機会に続けたいと思います。

ナガシマ プロフィール →


参考記事
「ボクシングだけでは痩せないな!」→
「運動しない若者よりも、スポーツをやっている高齢者」→
posted by Dr.ナガシマ at 15:49 | 運動 ウェイトトレーニング ダイエット