運動をしない若者よりも、スポーツをやっている高齢者

2012年09月11日

年取れば、若い頃よりもどんどん体力が衰えて、動きの悪い老人になっていく。
当たり前のことのようだけど本当なんだろうか?

わたしは59歳からボクシングを始めて4年経ちますが、「絶対にそうではない!」と、確信に至るようになりました。

小川さんと対戦.jpg

若いときにアスリートだったり、プロの選手だったりする人達も年齢が上がると引退しますので、老化で運動能力が低下することは間違いなのでしょう。
しかし、これは次元の違う話で、トップレベルの運動能力においてのこと。われわれ一般人には当てはまりません。

実際、プロやアマチュアのトップレベルだった人は、たとえ高齢になっても一般の若い人よりも、かなりの運動能力を持っている姿はよく見かけられます。

一方、若い頃に運動をしていない人でも、高齢でスポーツを持つと、飛躍的に運動能力が上がる可能性があるといいます。

若者と高齢者の運動能力グラフ.jpg

−−−以下、「能力を手で伸ばす」京都大学名誉教授・久保田競著を参考に−−−
外国の研究ですが、スポーツをしているか否かで、若者(20〜30歳)と老人(50〜70歳代)の運動能力を比較した結果があります。この場合の運動能力は「反応時間と運動時間」です。
※50歳で老人とはちょっと抵抗がありますが・・・。

【反応時間】とは、目に入ってくる刺激に対して体を動かします。たとえば、テーブルにリンゴがあって、それに手をのばそうとした場合、網膜に映ったリンゴが神経情報として脳に伝えられ手が動き出すまでの時間で約0.2秒かかるそうです。
また、【運動時間】とは、手が動き出してリンゴをつかんでかじりつく。これにも約0.2秒かかるそうですが、実際に筋肉が動いている時間のことです。

年取ってくれば反応時間、運動時間とも遅くなってくるのは当たり前のことのように思われますね。
でも、この研究では、週3回以上のスポーツ(この場合、ジョギングとラケットボール)を持っている老人のほうが、運動していない若者よりも反応時間、運動時間とも短いという結果になったのです。

反応時間、運動時間.jpg

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アンチエイジングには、スポーツを持つことがいかに有効かという証明ですね。私もボクシングというスポーツを通じながら、80歳になっても若者に負けない運動能力を維持していくことが目標です。自らアンチエイジングを唱えていますので、それを証明していかなければなりません。

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posted by Dr.ナガシマ at 13:23 | 運動
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