がん治療で免疫力の低下は? 新型コロナ

2020年04月28日

女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルス肺炎で亡くなられました。
岡江さんが今年1月から2月にかけて放射線治療を受けていたことで免疫力が低下していた可能性が報道されました。

このことからか、がん治療を受けている方から危険性についての問い合わせが多くなっているようです。

一方、日本放射線腫瘍学会では「早期乳がん手術後に行われる放射線治療は、体への侵襲が少なく、免疫機能の低下はほとんどありません」とアピールしています。

しかし、日本放射線腫瘍学会の言い分をにわかに信じることはできません。

他の専門医からは「あえて新型コロナウイルス感染症、がん患者さんが感染すると危険かに答えると、“がんによる”“治療法による”と言えるだろう。中国からの報告では、いま治療中のがん患者さん・がん治療を終えた患者さんで重症化しやすいというデータもある」と。

免疫力とは、具体的には、血液の成分のひとつである白血球やリンパ球の働きことを指します。白血球やリンパ球は“免疫細胞”と呼ばれます。

(下図、ライフライン21 がんの先端医療より)
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がん細胞が増殖した後に起こる、最も恐ろしいことの1つは、がん患者さんの体の免疫力が無力化してしまうことです。具体的には、免疫を無力化する「免疫抑制細胞」をがん細胞の周囲に増やします。

図2.jpg

つまり、がんに罹れば、免疫力が低下するフェーズ(局面)が多くなる可能性は否定できないのです。

どちらの説が正しいか、正しくないかはわかりませんが、とにかく、がんに係らず基礎疾患を持つ人は、新型コロナに絶対的な注意が必要であることは言うまでもありません。

手を良く洗うこと。他人との接触を避ける。栄養を十分にとること。

これらのことをしっかりやる。暫くの辛抱です。

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posted by Dr.ナガシマ at 14:40 | がん予防
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