コレステロールの救世主! 血管を掃除する秘策

2020年01月14日

健康診断でおなじみの「コレステロール」。コレステロールにはLDL(悪玉)とHDL(善玉)という2つの種類があります。

「悪玉」は細胞の材料となるコレステロールを運ぶ役割、「善玉」は血管の中で増えすぎたコレステロールを回収する役割を担っています

悪玉と善玉の働き.jpg

「悪玉」の数値が高いと、先々脳梗塞や心筋梗塞を起こす危険性が高まります。

ならば、「血管の掃除をしてくれる善玉(HDL)は多い方がいい!」と考えがちですが、話はそれほど単純ではないことが最新の研究で明らかになりました

新発見!“質が大事”
実は、善玉が余分なコレステロールを回収する能力、いわば“吸う力”には差があって、それが脳梗塞のかかりやすさに深く関係していることが分かったのです。

病気を未然に防ぐためにも善玉(HDL)の“吸う力”をアップさせる必要があります

善玉の“吸う力”を上げる 魚のアブラ「EPA」!
昨年、善玉の“吸う力”についての重要な研究結果が報告されました。
善玉の吸う力の強い人は、低い人に比べて脳梗塞になるリスクが6割も減るといいます。
つまり、善玉コレステロールの“質が大事”ということなのです。


20〜60代の50人の人たちを対象に、善玉の吸う力が高い人と低い人では何が違うのかを調査しました。すると・・・、
善玉の吸う力の強い人は、血液中の「EPA(エイコサペンタエン酸)」の濃度が高いことが分かりました

「EPA」は、オメガ3という油の一種で、特に「青魚」に多く含まれる油として知られています。

善玉の吸う力が低い人5人に2週間、毎日1食、食事にEPAを多く含む青魚を加えてもらうと、5人中4人が“善玉”の吸う力がアップしたのです

EPA+DHA1000r.jpg
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posted by Dr.ナガシマ at 10:25 | 動脈硬化
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