がん治療に、その甲斐があるのか?

2019年11月18日

がんは、あらゆる病気のなかでも最も死亡率が高く、長年日本人の死亡原因の第1位。

そして、がんの恐ろしいところは、初期ではほとんど自覚症状がないことです。そのため“健診”で発見されることが多いのですが、発見されたときにはすでに進行していて、手遅れということも少なくありません

しかも「5年生存率(診断から5年後に生きていた人の割合)」でみた場合、難治がんといわれる膵臓(すいぞう)がんで約10%、肺がんで約40%、食道がんで約44%と、必ずしも治療効果が高いとはいえません。

さらに「10年生存率」でみると、5年生存率から半減してしまいます。

つまりは、がん治療は「やってみなければ、助かるか? どうかは? わからない?」というのが正直なところではないでしょうか(「絶対」はないということです)。

治療中のQOL(生活の質)も著しく低下し、術後も後遺症などによって完全に元の体にもどることはありません。そもそも不可欠な臓器をゴソッと取ってしまったりするのだから、そうなるのは当然のことです。

とくに高齢者になるほど、がんに罹る率は高くなります。すべてのがん患者における65歳〜75歳が約30%、75歳以上で約40%を占めています(65歳以上で7割)。

年齢とがんの罹患率.jpg

治療で・・・QOLの低下も!? 

がんの告知を受けた場合、施される治療方法は、おおむね「手術」「抗がん剤」「放射線」の三大療法です。これらの治療法には、副作用、合併症、後遺症などのリスク(危険)が必ずともないます

がんの三大療法.jpg

でも、これらのリスクを冒して得られる「(その病気により判断される)余命」と「(自然の)寿命」とを比べて利益が見込めるかは疑問です。治療にともない“寝たきり状態”になってしまう可能性もあります。若い世代の治療と比べると不利益な点がかなり多くあるのです。

「がんは、何も治療しない方が穏やかに死ねる例が多い」と話す医師さえいます。

≫どんな人でも毎日5000個ぐらいの細胞が、がん化しているといわれています。でも、私たちの身体に備わっている免疫の力で退治しているので、がんが増殖しなくてすんでいるのです。ところが、年齢とともに免疫力は衰えてくるので、がんが増えてくるのは当然のことです

一方、胃がん・肺がん・大腸がんなどは抗がん剤を使っても、多少小さくなることはあっても消えてなくなることはありません。それに対し「抗がん剤」は猛毒で、正常な身体の組織や細胞に甚大な被害を与えてしまいます。当然、QOL(生活の質)が落ちヨレヨレの状態になってしまうのです

青息吐息のヨレヨレ状態で生きてもあまり意味ないでしょう。長生きするつもりが、苦しんだ末に命が短くなっているのも現実なんです。

「がんで死ぬんじゃないよ、がんの治療で死ぬんだよ」というわけです。(京都社会福祉法人老人ホーム診療所所長、医師。中村仁一氏談より)≫

よく、50代〜60代を「がんの適齢期」といいます。この年代の死亡者の半数近くが、がんを原因にしているからです。いまや全体の2人に1人が罹り、3人に1人が死亡する「国民病」ともいえる「がん」。その治療効果も定かなものではありません。

残りの限られた人生で著しく生活の質を下げてしまう「手術」「抗がん剤」「放射線」などは、もう止めようという選択肢もあるのかもしれません・・・

70歳を超えたら「寿命」と覚悟したほうがイイ!

私も今年で71歳をむかえ、この機会にとくに決めていることがあります。ケガや細菌感染のような『外因性の疾患』であれば、医療を頼りにしますが、がんや脳梗塞などの『内因性の疾患』では治療しないことにしました。

正直いいますと、『内因性疾患』で医療は頼りになりません。かえって悪くしてしまうことさえ少なくないと思われます。

ですから、仮にそうした疾患で死んだとしても、それは「寿命だ!」と考えることにしています。
仮に目標の110歳まで生きられたとしても、残り1/3の人生。過酷な治療で台無しにしたくはない。

そう言う前に、まずは内因性疾患に罹らないための“不断の努力”が不可欠です。
(医者いらず)健康でいるからこそ“ピンピンコロリ”が達成できると確信するからです


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posted by Dr.ナガシマ at 15:55 | がん予防
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