神の手の医師なんていない!
2019年07月31日
手塚治虫のマンガ「ブラックジャック」やテレビの人気番組「ドクターX」は、弱い患者の味方であり、どんな医者でも治せない困難な手術をものの見事に成功させます。見ている私たちはスカッとして拍手喝采!
でも、勘違いしてもらっては困ります。これは劇画、ファンタジーにすぎない。
「神の手と呼ばれる医師は、難しいがんも完璧に治しているではないか」と思われる人もいるでしょう。
その“神の手”というのがくせ者!
『患者よ、がんと闘うな』で著名となった近藤誠医師は、次のように述べています。
がんには「本物のがん」と「がんもどき」があり、その区別がつかない。そして、治療で治ったといえるのは「がんもどき」。
細胞の異常をきたす「本物のがん」は治るわけでありません。手術で除去できても転移(再発など)があって本質的には治らない。
しかも、胃や肺などの「固形がん」については、手術や抗がん剤治療はやらない方がいい!

がん手術が成功ではなかった有名人の例
ところで多くの有名人が、がんで亡くなっています。
●逸見 政孝 スキルス胃がんで、東京女子医科大学病院で大手術後、約4ヶ月で死去。48歳だった。「QOLクオリティ・オブ・ライフを無視した手術だった」といった疑問・批判の意見が多数あがる。
●筑紫 哲也 肺がんのため抗がん剤や放射線治療を受けるが発病から500日で死去。享年73歳。
●渥美 清 転移性肺癌のため68歳で死去。
手術を受けたものの、がんの転移が広がり、順天堂大学付属病院で亡くなる。死の5年前、発見された肝臓がんが2年後に肺に転移。手術や抗がん剤治療のために入退院を繰り返していた。
●中村勘三郎 食道がんのため57歳で死去。
抗がん剤投与や12時間に及ぶ手術後、約6ヶ月で亡くなる。
これほどの有名人たちですから、それこそ“神の手”といわれる医師に治療をうけたはず。それが、たちどころに死んでしまうとは!?

一方、入院治療を拒否した有名人もいます。
○緒形 拳 肝臓がん 71歳
8年前から慢性肝炎を患い、4、5年前には肝がんに移行。しかし、仕事に支障を来したくないと入院治療を拒否。がんに移行しても在宅療法を選択して役者の道を走り抜けた。肝臓が破裂しても死の直前まで家族や友達と会話していたそう。
「だから言わんこっちゃない! がん治療を受けていたら助かったかもしれない」
「もっと延命できたかもしれない」
と、言う人もいるでしょう。
しかし、それは逆もありうるのです。治療を拒絶したからこそ8年も生きることができたかも・・・。
もし、がんの三大療法(手術、抗がん剤、放射線)を受けていたら、もっと早く死亡していた可能性もある。それも壮絶な苦しみをともないながら・・・。
生きるということをもう一度考えてみては?
医療が最善の手段なのか?
無味乾燥な病院のベッドで治療器具に囲まれながらでも生きるのか? 緒形拳さんのように在宅治療で仕事(や楽しみ)などをしながら生きるのか?
真に生きるというのはどちら?
専門外である私たちとして、どうしたらいいかわからなくなってしまいます。
でも、一つ確かなことが!
医療に任せきりにしても、必ずしも自分の望む結果にはつながらないということ。
それこそ、がんセンターや大病院の医師達でさえ、自分もしくは身内のがんの時に、手術も抗がん剤投与も放射線療法も受けずに自宅で過ごした人が何人もいるというのです。
つまり、がんにならないこと、病気にならないことが一番。
だから「予防」は、治療の何倍も、何十倍も価値があるというのが結論。
そらサプリメント webショップ
でも、勘違いしてもらっては困ります。これは劇画、ファンタジーにすぎない。
「神の手と呼ばれる医師は、難しいがんも完璧に治しているではないか」と思われる人もいるでしょう。
その“神の手”というのがくせ者!
『患者よ、がんと闘うな』で著名となった近藤誠医師は、次のように述べています。
がんには「本物のがん」と「がんもどき」があり、その区別がつかない。そして、治療で治ったといえるのは「がんもどき」。
細胞の異常をきたす「本物のがん」は治るわけでありません。手術で除去できても転移(再発など)があって本質的には治らない。
しかも、胃や肺などの「固形がん」については、手術や抗がん剤治療はやらない方がいい!

がん手術が成功ではなかった有名人の例
ところで多くの有名人が、がんで亡くなっています。
●逸見 政孝 スキルス胃がんで、東京女子医科大学病院で大手術後、約4ヶ月で死去。48歳だった。「QOLクオリティ・オブ・ライフを無視した手術だった」といった疑問・批判の意見が多数あがる。
●筑紫 哲也 肺がんのため抗がん剤や放射線治療を受けるが発病から500日で死去。享年73歳。
●渥美 清 転移性肺癌のため68歳で死去。
手術を受けたものの、がんの転移が広がり、順天堂大学付属病院で亡くなる。死の5年前、発見された肝臓がんが2年後に肺に転移。手術や抗がん剤治療のために入退院を繰り返していた。
●中村勘三郎 食道がんのため57歳で死去。
抗がん剤投与や12時間に及ぶ手術後、約6ヶ月で亡くなる。
これほどの有名人たちですから、それこそ“神の手”といわれる医師に治療をうけたはず。それが、たちどころに死んでしまうとは!?

一方、入院治療を拒否した有名人もいます。
○緒形 拳 肝臓がん 71歳
8年前から慢性肝炎を患い、4、5年前には肝がんに移行。しかし、仕事に支障を来したくないと入院治療を拒否。がんに移行しても在宅療法を選択して役者の道を走り抜けた。肝臓が破裂しても死の直前まで家族や友達と会話していたそう。
「だから言わんこっちゃない! がん治療を受けていたら助かったかもしれない」
「もっと延命できたかもしれない」
と、言う人もいるでしょう。
しかし、それは逆もありうるのです。治療を拒絶したからこそ8年も生きることができたかも・・・。
もし、がんの三大療法(手術、抗がん剤、放射線)を受けていたら、もっと早く死亡していた可能性もある。それも壮絶な苦しみをともないながら・・・。
生きるということをもう一度考えてみては?
医療が最善の手段なのか?
無味乾燥な病院のベッドで治療器具に囲まれながらでも生きるのか? 緒形拳さんのように在宅治療で仕事(や楽しみ)などをしながら生きるのか?
真に生きるというのはどちら?
専門外である私たちとして、どうしたらいいかわからなくなってしまいます。
でも、一つ確かなことが!
医療に任せきりにしても、必ずしも自分の望む結果にはつながらないということ。
それこそ、がんセンターや大病院の医師達でさえ、自分もしくは身内のがんの時に、手術も抗がん剤投与も放射線療法も受けずに自宅で過ごした人が何人もいるというのです。
つまり、がんにならないこと、病気にならないことが一番。
だから「予防」は、治療の何倍も、何十倍も価値があるというのが結論。
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posted by Dr.ナガシマ at 15:27
| 健康の考え方