コラーゲンのために飲むべきはビタミンC!

2019年06月14日

コラーゲンやヒアルロン酸などの「美容成分たっぷり」というコスメ。
本当に“お肌プルプル”になるのでしょうか?

コラーゲンでもヒアルロン酸でも、これらの“美容成分”はいくら塗っても、分子が大きいので肌の中には入れません。だから、ほとんど効果無し!


コラーゲン、ヒアルロン酸も浸透できない.jpg

コラーゲンはタンパク質の一種。人間のカラダには約10万種類ものタンパク質があり、その内の約1/3を占めるのが“コラーゲン”。私たちの肌、骨、関節、腱や血管などいたるところに存在しています。肌のハリや弾力に関係する真皮の約70%をコラーゲンが占めていて、ハリのあるみずみずしい肌を支えています。

では、健康食品としてコラーゲンを飲んだらどうでしょう?

コラーゲンを食べると胃や腸の中で分解されて、アミノ酸の形で吸収されます。このアミノ酸は体内の色々なところに運ばれて、そこでタンパク質として再合成されます。
つまり、コラーゲンを食べたからといって、(体の中で)そのままコラーゲンの形で運ばれることにはなりません。

こうした体内でのタンパク質(アミノ酸)の流れからすれば、コラーゲン合成のために特別にコラーゲンを摂取するという意味はほとんどないのです。しかも、健康食品におけるコラーゲンの摂取量の目安は1日5グラム程度とほんの僅かで、その量に対する根拠もありません。

コラーゲンはタンパク質の一種.jpg

これに対して、ビタミンCは人の体内での需要も高く、“摂取量についても疫学的研究に照らし合わせながら”決められていて、きちんとしたエビデンスがあります。

細胞がコラーゲンを作り出すうえでは、ビタミンCが深くかかわり、コラーゲンの構造を保つ働きのある酵素を助ける因子として作用しています。
弾力性や強度のある良質のコラーゲンを作り出すためには「ビタミンC」が欠かせないのです。

つまり、ビタミンCを補給するほうが良質なコラーゲンの形成に役立ち、わざわざサプリメントでコラーゲンを摂る必要はないということです。

コラーゲン合成にビタミンC.jpg

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posted by Dr.ナガシマ at 17:02 | 肌のケア
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