隠れ肥満でも脳老化が10年早い! 認知症の危険性

2018年12月27日

日本生活習慣病予防協会によれば、肥満の人の脳は、標準体重の人に比べ脳が10年も早く老化するといいます。

脳が老化すると、脳の「白質」という情報を伝える経路である神経細胞が減っていきます(白質病変)。そのため情報を伝えにくくなり、次第に記憶を呼び起こすのにも時間がかかるようになり、「もの忘れ」が増えることになるのです

白質病変の脳.jpg

英国のケンブリッジ大学精神医学部では、肥満や過体重の人の脳では、やせた人に比べて「白質」の測定値が低いことを突き止めました。

研究によると、40歳の肥満や過体重の人の脳では、やはり脳の老化が10年進むことが報告されました。

このため「過体重や肥満があると、アルツハイマー病や認知症といった神経疾患の発症リスクが高まる可能性がある」とも述べています。

「体脂肪率」とは、体重に占める体脂肪の割合(%)のことをいいます。

健康的とされる体脂肪率の目安は、男性で10%〜19%、女性で20%〜29%です。それ以上の体脂肪率は肥満と判定されます。

体脂肪率の分類.jpg

体脂肪測定女性.jpg

−−−「隠れ肥満(かくれひまん)」とは?−−−

隠れ肥満男性.jpg

体重やBMIが正常値でも体脂肪は多い。こうした痩せ型肥満のことを「隠れ肥満」といいます。

近年、隠れ肥満の健康リスクが深刻であることがわかってきました。筋肉量が少なく、体脂肪の多い隠れ肥満の人には、普通の肥満の人と同じような病気のリスクがあり、また脳障害に対するリスクも高くなります。

具体的には、作業記憶や精神的柔軟性、方向感覚や自制心の低下などで、アルツハイマー病の症状と同じだといいます

★★BOSSダイエットweb
posted by Dr.ナガシマ at 11:34 | ダイエット
完全に間違っている! ダイエットの常識 | ホーム | なぜ肥満だと、病気しやすく短命なのか?