小太りは長生き!ではなかった!?

2017年10月21日

「少し太っている人のほうが長生き」という話がありますね。

本当なんでしょうか?

実は、小太りは長生きではないという研究結果があります。

スウェーデンの研究ですが、“小太り”は死亡率、心臓血管系の病気が増えるという結果がでています

さらに、百歳以上の長寿者の場合、男女ともBMIは平均で19〜21(どちらかといえば痩せ)で、25(小太り)を超える人はほとんどいなかったといいます

小太りの写真.jpg

では、標準型と小太り体型のどちらが長生きなのか? 

坪田一男・慶應義塾大学医学部教授(日本抗加齢医学会の理事長)は次のように話します。

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スウェーデンの研究が優れているのは、他の研究と違って調査期間が30年と長いこと。
小太りグループと標準体重グループで死亡率や血管系の病気を比較すると、最初の10年は差がなくても、10年を超えると差が出てくる。

つまり、小太りの弊害が現れてくるのに時間がかかるのです。

これまでのさまざまな研究で、“小太り”の人が、2型糖尿病や高血圧などの生活習慣病やガン、関節炎などのリスクを高めることがはっきりしています
だから40〜50歳ぐらいまではBMIが低い(標準BMI=22)ほうがリスクが低くなります。

さらに小太りは標準体重に戻りにくく、肥満に移行しやすいことも問題です。

ではなぜ「小太りの人」が長生きという報告が出てくるのか?
それは65歳を超えたぐらいから、たんぱく質不足や栄養不足によるリスクのほうが大きくなるから、この年代だけを対象にしているために小太りが長生きという結果になるのです。
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では、どういう体型を維持すべきでなのでしょうか?

@若い頃から中年までは標準体重(BMI=22)をキープすること。
A高齢になったら栄養バランスに注意し、栄養不足にならないようにすることがベスト。


体格指数.jpg

栄養バランスを良くして肥満解消する方法
posted by Dr.ナガシマ at 16:37 | 肥満防止
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