90歳でも筋力は増強できる!

2014年10月30日

アウターマッスル、インナーマッスルなど、これらの全ての筋肉が力強くスムーズに動けてこそ、生き生きとした健康的な身体を維持することができます。このことは年齢に関係ありません。たとえ90歳であっても筋力の増強が可能になるようです。

【高齢者の体力づくり (第17回健康科学公開講座4)京都大学医学部保健学科紀要: 健康科学 (2005), 1: 39-45】によれば、90歳以上の超高齢者であっても筋力トレーニングにより筋力増強が認められたといいます。
8週間のトレーニング後に大腿四頭筋の筋力が約2倍に,筋横断面積も約11%増大することが確認されたのです。

こうした研究結果などから,超高齢者であっても若年者同様,筋力トレーニングによって加齢による筋力低下を防ぐだけでなく,筋力増加さらには筋を肥大させることも可能であることが実証されています。

私たちの筋肉の数は全部で600個あるそうです。どれが重要で、どれが重要でない筋肉などということはありません。すべてが重要です。
では、スポーツジムなどにいって、マシンで筋力を鍛えるようなことはどうでしょうか? けっしてスポーツジムを否定するものではありませんが、時々ジムに行っては決まった筋肉しか鍛えない、という偏ったトレーニングではダメだということなのです。

全部の筋肉を動かすようないろいろなメニューのトレーニングが必要です。
となれば時々の運動ではなくて、毎日30分から1時間ぐらい(家のなかで)できるような運動をしたほうがいいのです。

もっと効率的なトレーニング方法もあります。それは日常生活のなかで、できるだけあらゆる筋肉を動かすような意識をもって活動することです。
例えばエスカレーターなんか使わないで、階段を登るようにする。歩くときも大腰筋や肩甲骨などを意識した正しい歩き方をする。掃除だってトレーニングの一環になります。
ちょっとした工夫なのです。

健康的な自立を阻害して「要支援・要介護」となような原因は疾病より,むしろ著しく進行する心身の虚弱化(サルコペニア)が大きな要因ともいわれています。

参考記事
「筋力トレーニングの一考」→

「ボクシングだけでは痩せないな!」→

「運動しない若者よりも、スポーツをやっている高齢者」→

「皇居ランニングやってみました」→
posted by Dr.ナガシマ at 10:24 | アンチエイジング
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