健康素材キトサンが有害物質を除去(1)
2020年09月28日
デトックス※医療の専門家である銀座サンエスペロ大森クリニックの院長、大森 医師は次のように述べます。
※デトックス(detox)は、生物の体内に溜まった有害な毒物を排出させること。この呼び名はdetoxification(解毒、げどく)の短縮形。
「重金属が体内に蓄積した結果、やがてとんでもない健康障害を引き起こす可能性があります。花粉症や、アレルギー、ニキビ、便秘、イライラ、気分の落ち込み、忍耐力が無い、キレやすい、学習能力の低下。自閉症や多動、学習障害といった子供の症状も、脳の発達障害であり、有害物質が影響していると考えられます」。
生活習慣病の代表的な疾患である癌(がん)、心臓病、脳卒中への影響も否定できません。


健康素材キトサンのデトックス作用
キトサンは、カニやエビの甲羅から取り出される成分です。カニの甲羅にはキチンという成分が含まれ、それを化学処理するとキトサンが精製されます。
このキトサンの研究の歴史は意外に古く、1859年にルーゲによって発見されました。
その後、日本でも研究がすすみ医療分野でのキトサン研究では農林水産省が、また、文部省に移管されてから国の助成金を投入して、1982年から全国13大学の研究機関で研究がスタートした経緯があります。
キトサンは食すると胃腸の中でダイエタリーファイバー(食物繊維)の働きをします。普通食物繊維は野菜の成分などにみられるように植物性ですが、キトサンは唯一、動物性の食物繊維なのです。
特に研究では、野菜などの植物性の食物繊維と比べて有害物質を排泄する働き(キレート作用)が格段に強く、食品添加物や農薬、有害重金属、塩分、コレステロールなどを除去できると考えられています。

キトサンにはどんな効果があるか?(2)>>>
※デトックス(detox)は、生物の体内に溜まった有害な毒物を排出させること。この呼び名はdetoxification(解毒、げどく)の短縮形。
「重金属が体内に蓄積した結果、やがてとんでもない健康障害を引き起こす可能性があります。花粉症や、アレルギー、ニキビ、便秘、イライラ、気分の落ち込み、忍耐力が無い、キレやすい、学習能力の低下。自閉症や多動、学習障害といった子供の症状も、脳の発達障害であり、有害物質が影響していると考えられます」。
生活習慣病の代表的な疾患である癌(がん)、心臓病、脳卒中への影響も否定できません。


健康素材キトサンのデトックス作用
キトサンは、カニやエビの甲羅から取り出される成分です。カニの甲羅にはキチンという成分が含まれ、それを化学処理するとキトサンが精製されます。
このキトサンの研究の歴史は意外に古く、1859年にルーゲによって発見されました。
その後、日本でも研究がすすみ医療分野でのキトサン研究では農林水産省が、また、文部省に移管されてから国の助成金を投入して、1982年から全国13大学の研究機関で研究がスタートした経緯があります。
キトサンは食すると胃腸の中でダイエタリーファイバー(食物繊維)の働きをします。普通食物繊維は野菜の成分などにみられるように植物性ですが、キトサンは唯一、動物性の食物繊維なのです。
特に研究では、野菜などの植物性の食物繊維と比べて有害物質を排泄する働き(キレート作用)が格段に強く、食品添加物や農薬、有害重金属、塩分、コレステロールなどを除去できると考えられています。

キトサンにはどんな効果があるか?(2)>>>
posted by Dr.ナガシマ at 11:16
| 健康食品
健康素材キトサンが有害物質を除去(2)
キトサンにはどんな効果があるのか?

キトサンを食するとコレステロールを低下させたり、食塩の害が減るなどの研究結果があります。また、尿酸の生産量を減らせるので痛風の予防にもなるとされます。
放射能医学の研究分野では、放射性の排出の促進にキトサンを利用することも考えられているようです。(機能性食品ガイドを参考)



キトサンにはどんな効果があるか?(3)>>>

キトサンを食するとコレステロールを低下させたり、食塩の害が減るなどの研究結果があります。また、尿酸の生産量を減らせるので痛風の予防にもなるとされます。
放射能医学の研究分野では、放射性の排出の促進にキトサンを利用することも考えられているようです。(機能性食品ガイドを参考)



キトサンにはどんな効果があるか?(3)>>>
posted by Dr.ナガシマ at 11:10
| 健康食品
健康素材キトサンが有害物質を除去(3)
posted by Dr.ナガシマ at 11:03
| 健康食品
「腸内環境」改善の“1兆個”の乳酸菌
2020年09月22日
女性の大腸がん死亡率1位、その原因は?
腸内細菌叢(さいきんそう)が乱れ、その結果として“善玉菌”が減り“悪玉菌”が増加するという、「腸内環境」の悪化が問題視されています。

とくに、年齢が高くなるほど善玉菌よりも悪玉菌のほうが多くなる傾向に!
「人生は腸で決まる!」といわれほど、腸内環境(腸内フローラ)と健康とは密接な関係があるのです。

女性の大腸がんの死亡率が、胃がんを抜いてトップ(男性3位)になりました。大腸がんは進行が遅く、初期の段階では治療しやすいがん。ところが、死亡率が高いというのも大腸がんの特徴です。これも腸内環境の悪化が大きな要因であると考えられています。


玉菌、悪玉菌、日和見菌の“バランス”が決め手!
腸内細菌は大きく、「善玉菌、悪玉菌、日和見菌」の3種類に分けられます。
これらの細菌のバランスによって腸の働きや身体の健康状態が左右されてしまうのです。
つまり、「腸内環境」は“腸内細菌のバランス”と言い換えてもいいでしょう。
人体の細胞の総数は約60兆個。ところが、腸内細菌の数はこれよりも1ケタ以上も多いのです。
そして、健康な腸内では、善玉菌、日和見菌、悪玉菌がそれぞれの勢力のバランスを保ちながら棲息しています。それらの割合は「2:7:1」といいます。


加齢によっても腸内環境が悪化しやすくなります。特に60歳を過ぎた頃から「善玉菌」が急激に減少し、ぎゃくにウェルシュ菌などの「悪玉菌」が大幅に増加するようになります。

一方、「善玉菌を増やすように腸内環境を整えておけば、加齢による悪化を最小限に食い止めることは可能」と、理化学研究所の辨野博士は強調します。
健康な状態では善玉菌が優勢。ところが偏った食事や喫煙、お酒の飲みすぎなどで生活習慣が乱れると、悪玉菌が優勢になります。しかも本来、無害だった日和見菌も悪玉菌の味方をするようになってしまうのです。
なみに日和見(ひよりみ)とは、「形勢をうかがいながら、有利な方につく」の意味。 良くも悪くも“強い方”に味方します。





腸内細菌叢(さいきんそう)が乱れ、その結果として“善玉菌”が減り“悪玉菌”が増加するという、「腸内環境」の悪化が問題視されています。

とくに、年齢が高くなるほど善玉菌よりも悪玉菌のほうが多くなる傾向に!
「人生は腸で決まる!」といわれほど、腸内環境(腸内フローラ)と健康とは密接な関係があるのです。

女性の大腸がんの死亡率が、胃がんを抜いてトップ(男性3位)になりました。大腸がんは進行が遅く、初期の段階では治療しやすいがん。ところが、死亡率が高いというのも大腸がんの特徴です。これも腸内環境の悪化が大きな要因であると考えられています。


玉菌、悪玉菌、日和見菌の“バランス”が決め手!
腸内細菌は大きく、「善玉菌、悪玉菌、日和見菌」の3種類に分けられます。
これらの細菌のバランスによって腸の働きや身体の健康状態が左右されてしまうのです。
つまり、「腸内環境」は“腸内細菌のバランス”と言い換えてもいいでしょう。
人体の細胞の総数は約60兆個。ところが、腸内細菌の数はこれよりも1ケタ以上も多いのです。
そして、健康な腸内では、善玉菌、日和見菌、悪玉菌がそれぞれの勢力のバランスを保ちながら棲息しています。それらの割合は「2:7:1」といいます。


加齢によっても腸内環境が悪化しやすくなります。特に60歳を過ぎた頃から「善玉菌」が急激に減少し、ぎゃくにウェルシュ菌などの「悪玉菌」が大幅に増加するようになります。

一方、「善玉菌を増やすように腸内環境を整えておけば、加齢による悪化を最小限に食い止めることは可能」と、理化学研究所の辨野博士は強調します。
健康な状態では善玉菌が優勢。ところが偏った食事や喫煙、お酒の飲みすぎなどで生活習慣が乱れると、悪玉菌が優勢になります。しかも本来、無害だった日和見菌も悪玉菌の味方をするようになってしまうのです。
なみに日和見(ひよりみ)とは、「形勢をうかがいながら、有利な方につく」の意味。 良くも悪くも“強い方”に味方します。





:腸内細菌
posted by Dr.ナガシマ at 11:12
| 生活習慣病
誰でも1日5千個の“がん細胞”が発生!
2020年09月08日
今年1年は新型コロナで終わりそうです(終わればいいのですが・・・)。
日本では、1月に新型コロナによる最初の患者がでてから現在までの患者数の合計は約7万2千人、死亡者は約1千4百人のぼります。
新型コロナで社会は、世界は大混乱といっていいでしょう。 新型コロナウイルスが怖すぎて、落ち着かない日々が続いている。毎日が不安!
しかし、目の前の怖さが先立ち、他の大きなリスクに目が行かないのも事実ではないでしょうか?
これまでのコロナ感染者数を1日の平均(210日間)にしてみると344人。そのうち死者数は1日6.6人です。
では・・・、日本人の死亡原因の第一は「がん」です。この患者数は年間1,012,000人(2020年予測)、死者数は37万3547人。えっ、1日あたりに換算すると1023人が死んでいる!

数字だけで見ると、新型コロナとは比較にならないぐらいの“がんの犠牲者?”
けっして新型コロナが怖くないと言っているのではありません。やはりコロナは気になってしかたがない、でも・・・
日々の健康対策を忘れてしまってはいけないと思います。がんも生活習慣病のひとつ。
日本人の3人に1人は「がんで死亡」。また、2人に1人が「がんに罹って」います。

ではなぜ、がんに罹る人と、罹らない人がいるのか?
がん細胞は、元々は、わたしたちの体を構成する細胞です。その正常な細胞の遺伝子が何らかの原因で傷つくと、がん化してしまうのです。
この“がん化”した細胞は、どんな健康な人でも、1日3000〜5000個できているといいます。

でありながら、がんに侵される人と侵されない人がいます。それは一言でいうなら、“免疫力の違い”なのです。
健康な人の場合、がん化した細胞が発生しても、わたしたちの体内に存在するキラーT細胞やNK細胞といった「免疫細胞」によって取り殺されて排除されてしまいます。

ですから、たとえ1日5000個のがん細胞が発生しても、がん細胞はそれ以上増殖できません。
ところが、免疫力が低下すると、すべてのがん細胞を取り殺すことができずに、その中の生き残ったがん細胞が増殖して、本物の“がん”になってしまうのです。
私たちの体には様々な細菌やウイルスが侵入するのを防いだり、侵入したら攻撃し撃退したりする「免疫力」が備わっています。
この免疫力によって、がん細胞も摘み取られ、増えることなく死滅します。このようにして免疫が私たちを“がん”から守ってくれているのです。ちなみにウイルスをやっつけるのも免疫です。
しかしながら、その免疫の力も20歳代でピークを迎え、その後は加齢と共に低下します。そして、がんによる死亡率も年齢が高くなるにしたがって上がってしまうのです。
つまり、がんに罹る要因というのは、正常な細胞の遺伝子が傷ついて“がん化”することと、そうしたがん細胞の増殖を防いでいる“免疫力の低下”という2つのことが考えられるのです。

では、遺伝子を傷つけたり、免疫力を低下させたりする原因とはなんでしょうか?
「がんは遺伝する」ともよくいわれていますが、遺伝の影響は1割にも満たないことがわかっています。それよりも、食事、喫煙、飲酒、ストレスなど、普段の生活習慣や生活環境の影響が大きいのです。
言い換えれば、生活習慣を改善することで、がんを防ぐことが可能なのです。
これほど進歩した現代医学においても、がんの完治は難しいとされます。がんに罹る前にがんを予防する(がんに罹らない)ことが肝心です。


日本では、1月に新型コロナによる最初の患者がでてから現在までの患者数の合計は約7万2千人、死亡者は約1千4百人のぼります。
新型コロナで社会は、世界は大混乱といっていいでしょう。 新型コロナウイルスが怖すぎて、落ち着かない日々が続いている。毎日が不安!
しかし、目の前の怖さが先立ち、他の大きなリスクに目が行かないのも事実ではないでしょうか?
これまでのコロナ感染者数を1日の平均(210日間)にしてみると344人。そのうち死者数は1日6.6人です。
では・・・、日本人の死亡原因の第一は「がん」です。この患者数は年間1,012,000人(2020年予測)、死者数は37万3547人。えっ、1日あたりに換算すると1023人が死んでいる!

数字だけで見ると、新型コロナとは比較にならないぐらいの“がんの犠牲者?”
けっして新型コロナが怖くないと言っているのではありません。やはりコロナは気になってしかたがない、でも・・・
日々の健康対策を忘れてしまってはいけないと思います。がんも生活習慣病のひとつ。
日本人の3人に1人は「がんで死亡」。また、2人に1人が「がんに罹って」います。

ではなぜ、がんに罹る人と、罹らない人がいるのか?
がん細胞は、元々は、わたしたちの体を構成する細胞です。その正常な細胞の遺伝子が何らかの原因で傷つくと、がん化してしまうのです。
この“がん化”した細胞は、どんな健康な人でも、1日3000〜5000個できているといいます。

でありながら、がんに侵される人と侵されない人がいます。それは一言でいうなら、“免疫力の違い”なのです。
健康な人の場合、がん化した細胞が発生しても、わたしたちの体内に存在するキラーT細胞やNK細胞といった「免疫細胞」によって取り殺されて排除されてしまいます。

ですから、たとえ1日5000個のがん細胞が発生しても、がん細胞はそれ以上増殖できません。
ところが、免疫力が低下すると、すべてのがん細胞を取り殺すことができずに、その中の生き残ったがん細胞が増殖して、本物の“がん”になってしまうのです。
私たちの体には様々な細菌やウイルスが侵入するのを防いだり、侵入したら攻撃し撃退したりする「免疫力」が備わっています。
この免疫力によって、がん細胞も摘み取られ、増えることなく死滅します。このようにして免疫が私たちを“がん”から守ってくれているのです。ちなみにウイルスをやっつけるのも免疫です。
しかしながら、その免疫の力も20歳代でピークを迎え、その後は加齢と共に低下します。そして、がんによる死亡率も年齢が高くなるにしたがって上がってしまうのです。
つまり、がんに罹る要因というのは、正常な細胞の遺伝子が傷ついて“がん化”することと、そうしたがん細胞の増殖を防いでいる“免疫力の低下”という2つのことが考えられるのです。

では、遺伝子を傷つけたり、免疫力を低下させたりする原因とはなんでしょうか?
「がんは遺伝する」ともよくいわれていますが、遺伝の影響は1割にも満たないことがわかっています。それよりも、食事、喫煙、飲酒、ストレスなど、普段の生活習慣や生活環境の影響が大きいのです。
言い換えれば、生活習慣を改善することで、がんを防ぐことが可能なのです。
これほど進歩した現代医学においても、がんの完治は難しいとされます。がんに罹る前にがんを予防する(がんに罹らない)ことが肝心です。


posted by Dr.ナガシマ at 13:55
| がん予防