梅宮辰夫さん死去 その治療に甲斐はあったのか?!
2019年12月12日
俳優の梅宮辰夫さん(81歳)がけさ7時40分に慢性じん不全のため亡くなった。
去年9月に前立腺がん、今年1月に尿管がんの手術を受けていたそう。
梅宮さんは2016年に十二指腸乳頭がんを患い、これまでに6度のがん手術を経験しているという。
考えてみるに、この3年間で6回もの手術というのは、半年に一度がん治療を受けていることになる。入院もしただろうことを考慮すれば、ほとんど治療のための生活になっていたはず。
故人に対して失礼かとは思うが、その治療に一体何の価値があったのか?
非常に疑問に思います。
まっ、「医療のチカラというのは、この程度のもの!」と思えば納得もできますが・・・。

https://www.sorawebshop.jp/
去年9月に前立腺がん、今年1月に尿管がんの手術を受けていたそう。
梅宮さんは2016年に十二指腸乳頭がんを患い、これまでに6度のがん手術を経験しているという。
考えてみるに、この3年間で6回もの手術というのは、半年に一度がん治療を受けていることになる。入院もしただろうことを考慮すれば、ほとんど治療のための生活になっていたはず。
故人に対して失礼かとは思うが、その治療に一体何の価値があったのか?
非常に疑問に思います。
まっ、「医療のチカラというのは、この程度のもの!」と思えば納得もできますが・・・。

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posted by Dr.ナガシマ at 10:02
| がん予防
プロテインが人気!
2019年12月08日
最近、バープロテインなどの製品によってプロテインが注目され、人気になっているようです。
中高年者のフレイル(虚弱体質)やサルコペニア(筋肉減少症)が要介護とともに問題になっいる昨今、プロテインに対する認識が高くなっていることは良いことだと思います。
一方で、それらはスポーツ用や若者向きの補助食であり、本来の健康維持増進のための保持食にはなっていないようです。
たとえば、いくらプロテイン(タンパク質)を補給してもビタミンB群が十分に摂れていなければ、タンパク質は体内で機能することができません。また、ビタミンCが十分でないと、細胞を繋いでいるコラーゲンも作ることができません。
また、ビタミンA、脂溶性のビタミンEとビタミンDも不可欠な栄養素です。
これらの栄養素が豊富に、またバランス良く含まれているからこそ、「総合栄養食」として役に立つことができるのです。


中高年者のフレイル(虚弱体質)やサルコペニア(筋肉減少症)が要介護とともに問題になっいる昨今、プロテインに対する認識が高くなっていることは良いことだと思います。
一方で、それらはスポーツ用や若者向きの補助食であり、本来の健康維持増進のための保持食にはなっていないようです。
たとえば、いくらプロテイン(タンパク質)を補給してもビタミンB群が十分に摂れていなければ、タンパク質は体内で機能することができません。また、ビタミンCが十分でないと、細胞を繋いでいるコラーゲンも作ることができません。
また、ビタミンA、脂溶性のビタミンEとビタミンDも不可欠な栄養素です。
これらの栄養素が豊富に、またバランス良く含まれているからこそ、「総合栄養食」として役に立つことができるのです。



posted by Dr.ナガシマ at 16:38
| 栄養
病気になると、こんなに損をする!
2019年12月04日
●診察代の他にもかかる費用
病気になることで増える負担は、診察代だけではありません。
まずは病院まで通う交通費。通院回数が増えたり、遠方の病院まで通うとなれば無視できない金額になる。電車やバスで通うのがつらければ、タクシーを使わなくてはならない。
入院すれば、食事代、個室利用のときなどに必要な差額ベッド代もかかるし、家族が看病や見舞いに通ってくれれば、精神面ではかなり助かっても、家計全体としてはさらなる費用負担となる。
また、療養のための特別な食事、例えば、糖尿病食セットといった宅配などを利用する費用も負担となる。
●機会損失
病気になったとき、実際に支払う費用以外にも損失するものがあります。
健康だったら手に入れていたはずのものが、病気になったことで手に入らなくなる。それを機会損失といいます。
病気による機会損失の最たるものは「収入の損失」。病気療養のために仕事を休むこともあるだろうし、働く時間を減らさなければならない。
しかも、病気になったあなたの看護のために、家族が仕事を休むことになるかもしれない。
そうすると、本来得られていたはずの収入が得られなくなってしまう。休みが長期に渡れば、収入は激減するでしょう。

●病気の損失コストのシミュレーション
これらの病気による損失は、生活習慣を変えるだけでかなり防ぐことができた病気による損失です。病気になったとき、あるいは、病気が今以上に悪化したときに後悔しないように、普段から、こうした損失を意識して健康管理を行うことが大切。
厚生労働省のデータをもとに具体的なシミュレーションの例を挙げると、Aさんが病気になったことによることによる損失の合計は、なんと1571万円。元気な頃の年収の2倍をも上回ってしまいました。

病気になることで増える負担は、診察代だけではありません。
まずは病院まで通う交通費。通院回数が増えたり、遠方の病院まで通うとなれば無視できない金額になる。電車やバスで通うのがつらければ、タクシーを使わなくてはならない。
入院すれば、食事代、個室利用のときなどに必要な差額ベッド代もかかるし、家族が看病や見舞いに通ってくれれば、精神面ではかなり助かっても、家計全体としてはさらなる費用負担となる。
また、療養のための特別な食事、例えば、糖尿病食セットといった宅配などを利用する費用も負担となる。
●機会損失
病気になったとき、実際に支払う費用以外にも損失するものがあります。
健康だったら手に入れていたはずのものが、病気になったことで手に入らなくなる。それを機会損失といいます。
病気による機会損失の最たるものは「収入の損失」。病気療養のために仕事を休むこともあるだろうし、働く時間を減らさなければならない。
しかも、病気になったあなたの看護のために、家族が仕事を休むことになるかもしれない。
そうすると、本来得られていたはずの収入が得られなくなってしまう。休みが長期に渡れば、収入は激減するでしょう。

●病気の損失コストのシミュレーション
これらの病気による損失は、生活習慣を変えるだけでかなり防ぐことができた病気による損失です。病気になったとき、あるいは、病気が今以上に悪化したときに後悔しないように、普段から、こうした損失を意識して健康管理を行うことが大切。
厚生労働省のデータをもとに具体的なシミュレーションの例を挙げると、Aさんが病気になったことによることによる損失の合計は、なんと1571万円。元気な頃の年収の2倍をも上回ってしまいました。


posted by Dr.ナガシマ at 15:53
| 健康の考え方
タバコの怖さは肺がんだけじゃない!
2019年12月02日

タバコで、がんや心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息などの罹患率や死亡率が高くなることがよく知られています。世の中に体に悪いものは沢山ありますが、そのインパクトの強さでは、何といってもタバコが群を抜いている!
下のグラフは、日本人の死亡に関わるリスク因子を並べたものです。タバコは、がんにも心臓にも肺にも幅広く悪影響を及ぼすので、高血圧を抑えて、堂々の1位! 年間13万人が、たばこの原因による病気で亡くなっているといいます。
このうち約8万人が がんですが、ここには肺がん以外のがんも含まれています。
「えっ、タバコは肺がんのリスク因子じゃないの?」と思った人も多いでしょう。
確かに、タバコは肺がんとの関係ばかりがクローズアップされ、肺がんだけに悪影響を与えるイメージが強くなっています。
けれども、IARC(国際がん研究機関)や国立がん研究センターによれば、タバコは、肺がんのほかにも、鼻腔・副鼻腔のがん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、胃がん、大腸がん、膵がん、肝臓がん、腎がん、膀胱など尿路系のがん、子宮頸がん、卵巣がん、骨髄性白血病と、計15種類のがんのリスク因子になっているのです。
さらに、それぞれのがんのリスク因子がある人(胃がんのピロリ菌や肝臓がんのC型肝炎ウイルスなど)は、タバコが相乗作用となって、がんのリスクを格段に押し上げてしまうのです。

先日、歩きタバコをしている人の後を歩いていたら、イヤだから相当に離れたのですが、それでも“タバコの臭い”が消えません。
駅傍にも喫煙所がありますが、多くの喫煙者がいるので酷い煙になっています。
今や受動喫煙も問題にされています。
ハッキリ言って、私みたいにタバコを吸わない人間には大迷惑!
“ガンの原因物質”、もうキッパリ止めましょうよ!

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posted by Dr.ナガシマ at 10:11
| 健康の考え方