人間本来の食べ方にすれば肥満しないのに・・・

2017年11月04日

肥満を解消するためには、食事で対処することが最も効果的ですね!
しかし、単なる食事制限をすると栄養のバランスを崩しますし、その反動として過食にもつながってしまいます。しかも一旦やせられても、すぐにリバウンドしてしまう。

では、どうしたらいいのでしょうか?

人類の成り立ちから考えてみることが最もわかりやすいのです。
人の体というのは歴史上、飢餓に対する恐怖があり、本能的に「食欲」が非常に強くなっています

ところが飽食の時代といわれる現代に至って、(強い食欲により)本来あるべき食事のあり方を狂わせてしまい、結果として肥満やメタボ、生活習慣病につながっているのです

そこで、本来の食事のあり方を取り戻しながら、栄養のバランスが良くなる食事法にする必要があります。「肥満は過食のみならず、栄養不良から起きている」と世界保健機関WHOも述べています。

そこでまず、よく言われる・・・
「朝食はしっかり、夕食は少なく」というのは、大きな間違いなのです
なぜなら、「朝食をしっかり食べると、体の生理作用と相反すること」になり、肥満しやすくなってしまうからです。

事実、ドイツのミュンヘン大学の研究によると、朝食をしっかりとる人は、少しだけ食べる人や食べない人に比べて、“カロリーを多く摂りすぎる傾向にある”との調査結果を報告しています。

さらに、人類学者によると、千年単位はおろか、1万年単位でも、人類の機能面には大きな変化が見られないといいます。つまり、祖先たちと私たちとは、食欲、消化吸収、体脂肪の蓄積などの生物学的な機能に関しては、ほとんど変わっていないのです。

1万年前の農耕以前では、祖先たちは目が覚めたら朝食もとらずに大地をかけめぐって獲物を捕まえたり、木の実を採取しました。そして、その一仕事が終わった夕暮れ時に、やっと家族とともに手に入れた食糧に(夕食として)ありつけたのです。

もちろん朝食なんてありつけません。日中は「すきっ腹」で活動していました。
−『すきっ腹ウォーキング』千葉大学スポーツ科学科教授、片岡幸男著より

このような祖先の生活リズムを今の私たちの体も受け継いでいるのです。ですから、1日の中で最も大切な食事は、朝食ではなく「夕食」なのです。

先祖達の食事法.jpg

朝食必要論派は次のように言います。
1.朝食を食べないと頭が働かない。
2.朝食を抜くと太る。(太りやすい体質になる)
3.朝食抜きは低血糖になって危険。


つまり、朝食に糖分である炭水化物(ご飯など)を食べないと体が活動しないと言っているのです。では、最近言われる「糖質制限食」なんていうのは全く否定されてしまうわけ?

実は、わたくしも20年近く、朝食にはプロテインサプリメントを主体にして炭水化物はまったく食べません。ですから、糖質はほとんど摂取していません。一方、「夕食」は気にせずに好きなように食べています。

お陰様で、10s以上の肥満だった体重は標準になり、そのまま20年間維持していますし、血圧・血糖値・コレステロールなどの健康数値はすべて正常です。

ところで、「朝食必要論派でダイエットに成功することは、まずないでしょう!」。BOSSダイエットのような実績もないはず。ぜひ朝食必要論派の人たちと議論してみたいですね。そう思うことが時々あります。

『夕食たっぷりだから痩せられる 非常識で正しいBOSSダイエット』より

栄養バランスを良くしてダイエットに成功する方法
posted by Dr.ナガシマ at 17:19 | ダイエット