自立が失われる年齢と、そのパターン・・・

2017年04月24日

いくら長生きといっても自立性が失われては、生き甲斐もなくなるし、楽しくありませんね。
「ピンピン110歳」を目標とする私にとっても、一番に気をつけなければならないことです。

では現実はどうなのでしょうか? その調査結果があります。
注目すべきは、多くの方が自立が失われ要介護となる中、男性の場合、生涯を自立して生きる人が10%以上もいるというのです。では女性の場合は・・・

秋山弘子・東京大学高齢社会総合研究機構特任教授は、全国から無作為に抽出された約6千名の高齢者の生活を20数年の間追跡調査し、その結果を報告しました(下のグラフ参照)。

このグラフは、「お風呂に入る、電話をかける、電車やバスに乗って出かける」といったごく普通の日常生活の動作を介助無しでできるか? つまり、自立して生活できる能力を加齢別、男女別に表したものです。

【縦軸】は自立の程度を示します。3点は自立して日常生活ができる状態。2点、1点と下がるにしたがって自立度が下がり、介助が必要になります。【横軸】は年齢です。
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<男性の場合>
男性のパターン.jpg
 
3つのパターンが見られました。
@約2割の男性は70歳になる前に健康を損ねて死亡するか、重度の介助が必要。長寿社会においては“若死”といえる。

A80歳、90歳まで自立を維持する人が10%以上存在する。しかし、残りの大多数の7割は75歳ころまでは元気だが、そのあたりから徐々に自立度が落ちていった。

<女性の場合>
女性のパターン.jpg

@男性と同様に、約1割を超す人たちが
70歳になる前に健康を損ねて死亡するか、重度の介助が必要になった。


A9割の女性たちは70代から衰えていった
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男女合わせると、約8割の人たちが70代半ば(後期高齢)から徐々に衰えはじめ、何らかの助けが必要になった。

また男女別の特性として、男性は脳卒中など疾病によって急速に動けなくなったり、死亡する人が多く、女性は専ら骨や筋力の衰えによる運動機能の低下により、自立度が徐々に落ちていっています。

つまり・・・、
●男性の場合は「生活習慣病」における血管系の病気の予防
●女性の場合は「サルコペニア(筋肉減少症)や骨粗しょう症」などの予防

が特に重要になるということなのです。

自分のためにも、家族のためにも、はたまた国家のためにも、
自らの健康は第一で考えていかないといけないですね!


女性のサルコペニア.jpg

健康な状態を保つか? 加齢と伴に衰えるか?.jpg
posted by Dr.ナガシマ at 11:27 | アンチエイジング

肥満しない食事法について

2017年04月07日

肥満が病気になりやすのみならず、老化をすすめてしまうことも科学的にわかってきました。
こうしたことから肥満がアンチエイジング(ピンピン長寿)に対して、大敵であることは言うまでもありません。

では、どうしたら肥満を防ぐことができるのでしょうか?
食事法に関する提案を一つしたいと思います。

よく言われている、「朝食は多く、夕食は少なく」は大きな間違いということです。
なぜなら、「朝食を多く食べると、体の本来の生理作用と相反するもの」となってしまうからです。
その結果として、肥満しやすくなるのです。

これまで言われてきたこととは、全く相反しますね!

ドイツのミュンヘン大学の研究によると、朝食をしっかりとる人は、少しだけ食べる人や食べない人に比べて、“カロリーを多く摂りすぎる傾向にある”との結果を報告しています。

交感神経・副交感神経 24h.jpg

実は、私たちが当たり前と思っている1日3食の食生活が定着したのは「近代」に入ってからです。
この習慣が登場したのは明治時代、それも富国強兵のためという説があります。

そして、戦後の高度経済成長期になると過食へとつながっていきます。
このため「1日3食」の習慣はカロリー過多になり、肥満やメタボ、生活習慣病の原因になってしまったのです。この食事のあり方は考え直さなければなりません。

現代人が太りやすい食習慣は・・・、

1日3食×.jpg

なのです。

では、肥満しない健康的な食生活とはどうあるべきなのでしょうか?

肥満しない食事.jpg

そもそも本来の人間の食習慣は「夕食中心」といえます。いまのような近代化された現代であっても、体の機能は私たち祖先と比べてあまり変化はありません。

人間本来の機能に適合した「夕食中心」の食事法にもどす必要があります。

先祖達の食事法.jpg
posted by Dr.ナガシマ at 10:47 | 肥満防止

最後まで活動的に生きる方法

2017年04月03日

そもそも年って何? 誰が決めたの? 私にしたら大きなお世話。
年だからという理由は、自分には関係ないとしたほうがいいと思います。
自分のことは、他人ではない自分が一番よくわかっているのだから・・・

実際、百歳で現役のスキーヤーだった三浦敬三さんや、今年百歳を越える聖路加病院の日野原医師など、年齢に関係なく活躍している人たくさんいます。日野原さんは何と!10年後までのスケジュールを決めているそうです。

いまや百歳長寿者は6万人を越えました!

三浦、日野原さん.jpg

科学的には、人間の体というのは120歳まで生きるように作られているそうです。
そこまで生きられないというのは病気をしたり、生活習慣や生活環境がよくなく、体がダメージを受けて寿命が短くなってしまうからなのです。

よく、うちの家系は短命だから、がん家系だからといって、自分の寿命を決めてしまう人がいるけれども、ほとんど根拠ありませんね。
遺伝が寿命に影響する度合いは、科学的には10%以下が定説なんです。
残りの90%は、生活環境や生活習慣です。

私はよく言うんです。
「もし、がん家系だとか、遺伝だとかが正しいとすれば、日本人の2人に1人はがんに罹り、3人に1人はがんで死んでいる、だから、ほとんどの人ががん家系になっちゃうよね?」
実際、誰でも「がん遺伝子」を持っているから、誰でもが、がんに罹る可能性はあります。
しかし、それも生活環境や生活習慣が重ね合わさって、はじめて“がん細胞”が増殖するということなのです。

もう一つ、“年取らされちゃう”例。
“歯”についてです。


ほとんどの人たちが年取ったら「入れ歯」が当たり前みたいに思っているのでは?
今、厚生労働省では、「8020運動」というのをやっています。
80歳までに自分の歯を20本残そう!

ちゃんとしたケアさえすれば、何歳になっても健康な歯を残せるんですね。
だから厚労省でも、こうしたキャンペーンをやっている!

歯も「歳だから・・・」と思わされる典型例ではないですか

実は、わたしのところでは、『歯の健康セミナー』というのを時々開催しています。
歯医者さんで「歯を良く磨け」と言われても、実際は難しいですよね。
専門家から言わせると、普通の人が完璧に歯をキレイにするのは、ほとんど不可能だそうです。

でも、このセミナーで教えるのは、「簡単で、お金もかからない、そして、100%ちかく歯をキレイにすることができる(みがき残し率0%)、だからむし歯にも、歯周病にもならない」ということ。
信じられないようなことですが、これまで大勢の方がこのセミナーに参加されて、感謝と喜びの声が返ってきています。
ぜひ一度、参加してみてください(セミナー参加費は無料、販売を目的にしていません)。

【歯のセミナーの紹介サイトへ】→クリック

68歳になる私は、“歳”をよく聞かれるんですね。
でも、最近は「考えたくない歳になったので・・・」と、答えないようにしています。
心の中では“だから何なの!?”と言いたくなっちゃいます(そう言うのも悪気のないのはわかっていますが)。
それに、趣味でボクシングもやっていますが、歳を理由に手加減されちゃたまりませんからね!

歳は関係ありません。じゃなきゃ、せっかくの人生がつまらないものになってしまうと思うから。
それには、まず健康第一ですね!(言わずもがな・・・)

シャドー私.jpg

posted by Dr.ナガシマ at 10:38 | アンチエイジング